実は最近バラライカにハマっている。
ペテルブルグに在留していた時にはそこらで見たものが、帰ってくると意外に無い。(当たり前なんだけど)Maxim Klykov’s Akademiaに参加するにあたって、スカイワードミュージックスクールでもバラライカの講座を作りたいと思っていた。
と、言うわけで貸しバラライカが必要だな!と物色し始めた。
これが全然見つからない。やっとこオークションで見つけたが、子供用のようなおもちゃだった。
ソビエト製の楽器で作りがとてつもなく粗い。正直言って「これはキテるなー!ただの箱やん!」というものだった。
なんせ連邦が崩壊(1991年)して26年も経過している。ペグは動かないは駒は曲がってるわで調整が大変だった。何とか自分で全てメンテしたが、やはり共産主義は良くない。ちゃんと仕事をしていない。
しかし、これを手に入れていじってみた事により色々とわかった。これは色々な楽器の要素が混ざっている。三角のフォルムも割と合理的に思えてきた。
バラライカギターなんてどうだろう?6弦でボディだけバラライカのギター!(弦長650)
エレキだってフライングVがあるんだからクラシックにフライングデルタがあったっていいじゃないか!
とか、アホな事を考えて調整を完了!
と、ふとオークションをみたらコンサート用の本物が出ている!!
「こ!これは!本物だ!」
もう、しっかり目利きが出来るようになっていた。
買っちゃいました!
スカイワードミュージックスクールに来ると本物のバラライカがあります!
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