イースターのお祭り|ロシアにまつわるあれこれ

こんにちは!船橋市のスカイワードミュージックスクールで、幼児音楽コース/ピアノコースを担当する江口莉永(えぐち りえ)です。

ロシア式の音楽教育を柱とする当スクールでは、実際に現地で学んだ講師も多く、ロシアに深いルーツを持っています!

今回は、ブログを訪ねてくださる皆さんにも、ロシアが身近に感じられる機会をつくれたらと思い、わたし自身のロシア留学での体験を思い出しながら、「ロシアにまつわるあれこれ」を少しずつお届けしていくことにしました。

どうぞ気楽にお付き合いください♪

目次

ロシアでのイースターのお祭り

第1回目は、もうすぐやってくるキリスト教の行事「イースター(復活祭)」にちなんで、ロシア式イースターケーキ「クリーチ」を取り上げます。

ロシアでは、イースターのお祭りのことを「パスハ(пасха)」と呼びます。わたしがロシア留学をスタートさせたのも、ちょうどパスハの時期。初めて出会うたくさんの景色のなかで、お祝いの日に向けて軒を連ねる露店や、デコレーションのかわいいケーキがとても印象に残っています。

甘い物が大好きなロシアでは、お祝いにケーキは欠かせません。

このクリーチ(しかし食感はパン)は、デコレーションに決まりはなく、地域やお店によってさまざま。ナッツなどでシンプルに飾られたものもあれば、写真のように色とりどりのアイシングで飾られたケーキもあります!

また、一からクリーチを手作りする家庭も多く、スーパーにはデコレーション用の砂糖菓子も置かれます(まるで日本のバレンタインシーズンのようです)。

当時食べたのは、お花のデコレーションクリーチでした。

クラシック音楽と切り離せない、キリスト教文化

今回のブログでは、イースターを祝うロシア式ケーキ「クリーチ」を紹介しました。

キリスト教文化にあまりなじみのない日本でも、バレンタインやハロウィンに次いで、イースターも少しずつ身近になってきたイベントではないでしょうか。

キリスト教文化を体験することは、クラシック音楽をより身近に感じるための大切な要素ともいえますので、ぜひ身近な行事から味わってみていただけたらと思います。

※ちなみに、西ヨーロッパ式のカレンダーに従う日本では、今年のイースターは4月4日。それに対してロシアでは古い暦の名残があるため、今年は1カ月近く遅い5月2日にイースターを迎えます。

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