皆さんはドレミいわゆる音階の起源を知っていますか?
昔も今も、新しい曲を覚えるのに皆さん苦労してたのですね。
今では音符でドレミを覚え、鍵盤楽器でだいたいの音程を覚えれば何とかメロディが歌えるようになります。でも昔はその鍵盤楽器もありませんでしたので音程そのものをどうおぼえるか?基準になるものがなくてとても大変でした。
そこで、大昔の音楽教師であるグイードダレッツォさんが考えました。それはある讃美歌を覚えれば、それを参考にして新しい曲の音程(正確には最初の音ですが)が分かるということに気づきました。その参考になる曲というのが“ヨハネ賛歌”と呼ばれるものです。それぞれの節の歌いだしが、違う音で始まっていて、更にそれぞれを並べ替えると現在使用されているドレミファソラシドの原型になるというものです。
参考にその楽譜の写真を載せておきますので、眺めてみてください。
現在では沢山の音楽が皆さんの身近にあって昔よりも簡単に音符や音楽が覚えられる環境にある、というとてもすばらしい状態だということをぜひ知っておいていただきたいと思います。
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