こんにちは!ポピュラーコースでギター講師を担当する小室です。
今年の夏も終わりが近づき、最近は涼しい風を感じることができる日がちらほら増えてきましたね。
先日、生徒のAさんが僕のレッスンで作詞作曲をしたオリジナルソングを自身が出演する舞台で披露されたそうです!
生まれて初めて作ったオリジナルソング。素敵ですよね!
さて今日のブログでは、Aさんとの作曲レッスンについて少しお話していきたいと思います。
作曲アドバイスもあるので、シンガーソングライター希望の方は必見です!!笑
作りたい楽曲のテーマや参考曲を決める!
Aさんは今回が初めての作曲でしたので、まずは一緒に楽曲のテーマや参考にしたい曲を用意するところから始めて見ました。
例外もありますが、僕もいつもこの手順で進めています。
楽曲テーマ決めはとても大切で、なるべく明確にすることでコード進行やメロディ、歌詞を考える時の判断材料になります。
例えば、『元気が出そうな』『切ない』『踊れそうな』みたいな感じです!笑
楽曲テーマが固まれば、次に決めたテーマに近いイメージの既存楽曲を決めます。
そうすることでだんだんと目指す完成形のイメージができてきます。
Aさんの場合は、テーマは元気、明るいといった前向きなイメージで、シンガーソングライターの大原櫻子さんの楽曲を参考にしてみました!
ワンポイントアドバイス!『メロディに終止感とオチをつける』
さて、テーマと材料を用意したらいよいよ作曲です!
以前こちらのブログでも作曲方法について少しだけ紹介しましたが、今回はもう少しだけ詳しくワンポイントアドバイスです!
まずメロディ作りで意識してみてほしいのが、終始感とオチを作る!ということです。
楽曲もみなさんが普段何気なくしている会話と同じように考えてみてください。
話に必ず終わりやオチがあるように、メロディにもしっかり終止感とオチを作ることが大切です。
『そろそろこの話終わるよ〜』『〜だったんだよね〜』みたいに節の終わりを感じさせるメロディを最後につけることで、曲の中に段落のようなものが出来上がります。
段落を作り出すことで、後に歌詞を入れる時もやりやすくなります。
この終止感と段落を意識しないとダラダラと起承転結の無いメロディしか出てこないわけであります。。
感覚的に無意識にできてしまう人もいますが、もし終止感をうまく作れない、イメージできないよ。。という方は普段聴いている好きな楽曲の中にメロディのオチを気にして聴いてみると少しずつ理解できるのではないかと思います。
アウトプットでブラッシュアップ!
大まかなメロディとコードの流れができたら作詞の作業です!
今回のAさんのレッスンでは作詞は宿題形式でお家で作ってきてもらいました!
最初に決めたテーマ通りの明るく、元気が出るような歌詞で、ここでもテーマ決めが役立ちました!
さて、メロディ、コード、歌詞が出来上がればプロトタイプの完成です!
まだ完成じゃ無いの!?なんて思うかもしれませんが、
このプロトタイプをとにかくたくさんアウトプットして、たくさんの場所や人に聴いてもらうことがとても大切です。
そうすることでもっとこうしよう。歌詞を変えようかな?といった気付きが生まれてくるのです。
このプロトタイプをいくつか作っておくのもアリだと思います。
ちなみにAさんは歌詞の違う2つのパターンを作ったりしていました!
先ほどお話したメロディのオチにもいくつかのパターンを考えておくと更に良いと思います!
Aさんは今回作った曲を舞台でギター弾き語りで披露したそうなので、きっと新しい発見なんかもあったのではないかな?と思います。次のレッスンが楽しみですね!
まとめ
今回はAさんとの作曲レッスンについて少し紹介させていただきましたが、レッスンで身につけた作曲、ギターのスキルを生かして活躍している姿を見ると本当に嬉しいですね。 そして作品のアウトプットや、演奏を披露することはスキルアップにおいて本当に大切なことので、是非皆さんも取り組んでみてください! 月曜日ギターコースでは、スタンダードなギターレッスンのほか、作曲などシンガーソングライター向けのレッスンも対応しております! お気軽にお問い合わせください! それではまた!
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