彼のソロコンサートを聞いてきた。
結論から言うと非常に楽しませてもらった。
いきなり、弾き語りを始めたのはびっくりした(いわゆるアカデミックなコンサートでは見た事がないwww)
しかし、そこに仕掛けがあって感心させられたり、笑いに持っていくところはショーとして最高の演出だったと思う。
音楽的表現はロシアの都会(サンクトペテルブルグ)で学んだ人らしい技法で、高度なテクニックの中に哀愁が感じられる音色と底抜けに明るい音色を使い分けていた。
もちろんジョークのような演奏もあった。(これはロシア人がたいへん好む)
この音色の使い分けの技術はかなり高度なものといえる。聞いている方に自然に受け入れさせる必然性があったように思う。ゆえに聞いていて非常に自然だった。
そして、彼もやはり差し込まれ気味に演奏していた。もちろん彼はロシア人なので、お家芸なのだがそれにしても見事だった。
住んでいたせいもあるのだろうが、サンクトペテルブルグの光景が見えるような演奏だった。
Молодцы! Максим!
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