以前にも書いたが、スカイワードミュージックスクールの育成システムは幼児クラスから始まる。
2~4歳の期間は主にリズムを中心に指導する。
最近、思うのは、
これが最も重要で、かつしっかり作る必要があるのではないか?
ということ。
この話でボタンを掛け違えると、ある年齢に達した時、成長が止まる可能性がある。
家で言うと土台に当たるといえばいいだろうか。
「頭で理解するより感じる」
これこそがリズムの本質に思えてならない。
小学生に上がって合唱と器楽に移行する際、どうしても楽譜の話は外せない。楽譜が活版印刷と共に普及する前の音楽は、口頭伝承であったはずだ。つまり、リズムも一緒に踊って体得していた筈なのだ。
事実、現在も南米などでは、その地域の祭祀の際に、マナーとして父親がダンスを子供に教えるという地域も多数ある。「踊れない男はマナーがなってない」というわけだ。
彼らの音楽は基本的に踊るためのものである。躍動感に大きな差が出るのはこのためだ。
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