【幼児音楽コース】音感トレーニング、2音の響きが聴き取れるように!

こんにちは!船橋市のスカイワードミュージックスクールで、幼児音楽コース/ピアノコースを担当する江口莉永(えぐち りえ)です。今回は、幼児音楽コースで取り組んでいる音感トレーニングについて紹介したいと思います。

目次

2音の響きが聴き取れるように!

現在のクラスメンバーで音感トレーニングを始めたのは、今年の春頃。まずは「聴いてみよう!この響き、きれいかな?」「この音どう?好き?いやな感じ?」といったように問いかけをしながら、子どもたちの集中力を伸ばしていきました。

そして、トレーニングを始めて3か月になる頃には、基準の「ド」となんの音が同時に鳴っているか聴き分けられるように!最初は首をかしげたり考え込むシーンもありましたが、最近では同時に鳴っている2音を反射的に答えられるようになりました。

ぐんぐんと音感が良くなっていく子どもたち…さすがの吸収力です。

聴こえた音を五線に貼ってみよう!耳と目の両方で音程を学びます

音の響きとイメージを結びつける

このトレーニングのポイントは、それぞれの音の響きにイメージを持ってもらうこと。
例えば、ドとレが同時に鳴ったとき、「これ、どうかな?ぶつかった感じするよね。お友達とぶつかったときとか、転んだときとか、こんな音だよね」といったふうに、子どもがイメージしやすいものと具体的に結び付けていきます。

響きが聴こえたとき、どんなイメージが頭に浮かぶか言語化してみるのは、かなり重要だと思います。

特に、何度も聴かせて覚えさせるだけでは作業になってしまいますが、イメージを一度頭のなかで作ってみると、「ぶつかった感じがするから…ドとレかな?」と、イメージを頼りに答えてくれることもあります。

生きた音楽表現の下支えとして

子どもたちの成長速度に驚かされる日々ですが、音感が磨かれることで音楽の聴き方はまるで違っていきます!「どうしてここはこの和音なんだろう」とか「この先の小節でなにかが起きる予感がする」とか、さまざまなことに注意が向くようになります。

”トレーニング”や”訓練”という言葉を使うと、どうしてもとっつきにくい印象がありますが、この学びを一過性のものでなく、心から音楽を楽しむためのパーツとして持っていてほしいなと思います。一緒に励んでいきましょう!

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