こんにちは!船橋市のスカイワードミュージックスクールで、幼児音楽コース/ピアノコースを担当する江口莉永(えぐち りえ)です。
寒い日が続きますが、幼児音楽コースは今年も元気にスタートしております!今回のブログでは、子どもたちがいつも楽しんで吹いてくれる「カズー」のレッスンの様子をお送りします。
カズーでカノン演奏にチャレンジ!
「ぶーん」とした音色。楽器だけれど人間の声のような…。非常に特徴的な響きをもつカズーは、もともとアフリカにルーツがある楽器らしく、黒人奴隷によってアメリカに持ち込まれたそうです。
手先で音程をつくることもなく、口元で簡単にメロディーを奏でることができるので、小さなお子さんにぴったりな楽器です。先日体験レッスンにいらした小さな生徒さんも、喜んで吹いてくれました♪
幼児音楽コースでいま挑戦しているのは、カノンの演奏(「かえるの歌」でおなじみですね)。
「カノン」というのは、奏者ごとにそれぞれ別の開始地点からメロディーを始める楽曲です。伴奏も同じ和声進行が繰り返されているため、ぴったりとメロディーが揃わなくとも、秩序が保たれた響きの良い音楽が生まれます。
とってもシンプルでありながら、心地よく耳に届き、時には壮大な印象をもたらします。パッヘルベルの「カノン」に代表されるように、カノンの名曲って本当に多いですよね。
カノンの響きを楽しもう
さて、先ほど述べたようなカノンの魅力を味わうには、弾き手の集中力やハーモニー感が欠かせませんね。お友達のメロディーに耳を傾けつつ、自分が奏でるメロディーも自信を持って演奏してほしいです(お友達と違うメロディーだから不安にならないように…!)。レッスンでは個人練習もたっぷりしました。
ちなみに取り組んでいる作品は、ドイツの作曲家モーリッツ・ハウプトマンが書いた「Wir kommen an und gratulieren(ようこそ)」という短くて覚えやすいメロディーです。子どもたちは、1回のレッスンですっかりとメロディーに親しんでくれたようです(さすが!)。
年度末の相聞会では、この曲で1年の集大成を飾りましょう!子どもたちによるカズ―の演奏、ぜひご期待ください。
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