譜面台、立てっぱなしはもったいないかも?自分の音を聴いてみよう

こんにちは!船橋市のスカイワードミュージックスクールで、幼児音楽コース/ピアノコースを担当する江口莉永(えぐち りえ)です。今日はちょっと珍しく、ピアノの「譜面台」にフォーカスしてお送りします🎹

当スクールのグランドピアノは、譜面台に透かし彫りのデザインが施されています。
たいてい楽器店を訪れると、ほぼ同じ姿形をしたピアノが現代ではほとんどですが、実はさまざまなデザインがあるのをご存じですか?

今日はその中でも、譜面台を観察してみましょう!

目次

譜面台あるとどうなる?ないとどうなる?

スカイワードミュージックスクールのグランドピアノには、一般的によく用いられている竪琴モチーフの透かし彫りが施されています。

基本的に譜面台は楽譜を立てるためのパーツですが、それによってピアノ内部から発せられた音が遮られて、弾き手に届きにくいというデメリットがあります。
ピアノリサイタルなどの演奏会に行くと、譜面台が外されている(あるいは立てない)場合がよくありますが、これは暗譜しているから楽譜を見なくていい、という理由だけでなく、奏者自身にダイレクトにピアノの音が伝わるという利点があるからです。

透かし彫りピアノの世界

上でお話ししたように、譜面台の有無で耳に届く音質はかなり違ってきます。
ですので、勉強している楽曲の暗譜がある程度進んだら、譜面台なしで聴き比べてみることをおすすめしたいです☝

しかし、ここで譜面台に透かし彫りを施すことで音抜け(音の通り)が異なってきます。弾いている音がどんなものか聴こえやすくする音の通り道をつくるからです。

透かし模様を眺めてみよう!19世紀ヨーロッパのピアノから

ここでは、19世紀に製造されたピアノから、透かし彫りデザインの譜面台をいくつかご紹介します。

まず、カール・レーニッシュ(レーニッシュ社)による1868年に製造されたドイツ製の楽器。
一般的によく使われる竪琴の模様に、草木のようなアラベスクが組み合わされています。(引用元

続いて、こちらはドイツのグロトリアン・シュタインヴェーク社によるピアノ(1877年製)。
クララ・シューマンが特注・愛用したピアノと言われています。木の色と凝ったデザインで、貴族のお家に置いてありそうな高級感が漂います。全体に豪華なので目立ちませんが、ここでも竪琴のモチーフが使われています。(引用元

同じくグロトリアン・シュタインヴェーク社から。
19世紀につくられたモダンスタイルなピアノ。太陽や星を感じるようなデザインです。まぶしい音が聴こえてきそう!(引用元

 

今回は違った角度から音、そして譜面台について考えてみました。過去のヨーロッパスタイルの透かし彫り、とても魅力的ですよね。当時の楽器製造のトレンドがよく分かります。

ちなみに、この透かし彫りデザインは、業者に頼むとオリジナルで施工してもらえるようです(!)
いつかやってみたいな~、なんて…。皆さんはどんなモチーフを入れたいですか?デザインアイディア、お待ちしてます(笑)

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