こんにちは!ヴォーカルコース講師の山崎由璃(やまざき ゆり)です!
前にお話しした言語の違い言語の違いという観点から、
今回は違う原語(訳する前の言葉)と、日本語訳の歌詞がついている歌のお話になります。
結構、日本語訳されている曲って沢山ありますよね。
ディズニーなんかが良い例です。
映画化される時に、セリフも歌も日本語になってますもんね。
クラシックの歌曲やオペラでもありますが、今回は皆さんきっとご存知であろう、
ミュージカル作品、「サウンドオブミュージック」でお話していこうと思います。
まずは、幼児クラスでも歌っている
ドレミの歌(Do-Re-Mi)
ドはドーナツのド~♪で有名なこの曲。
原語の英語ではこの部分が
Doe are dear a female deer (訳:Doe、はメスの鹿のこと)
全く歌詞が違いますね。
こちらは訳で歌詞をつけた、というよりも、新しく日本語の歌詞をつけた感じですね。
この日本語の歌詞を作ったのは、ペギー葉山さん、という方です。ペギーさんを紹介している記事があったので、
ぜひこちらを見てみてください♪
今まで子どもたちが口ずさめる音楽、
そして歌詞を作るというのは、本当にすごいことですよね✨✨
ちなみに、前に紹介した通り、ドレミの音名はイタリア語です。ドレミの音名はイタリア語ですよ♪
そんなドレミの歌を楽譜で見て見ましょう〜。
楽譜で見ると語学の違いでわかるのは、
日本語は歌の1つの単語が、大体1小節かかっているのがわかりますね。
つまり、歌詞のフレージングがとても長い、ということ。
そして英語は子音が多い。
これにより、ちょっと弾んだリズムがうまれていますね。
英語版
日本語版
https://youtu.be/GhiUcokR728
次に紹介するのが、某広告で有名になった、
私のお気に入り(my favorite things)
京都に行きたくなっちゃうこの曲は、訳詞された歌詞になりますね!
比較して聴いてみるとやはり、リズムが感じられるのは英語ですかね。日本語版はレガート気味、そしてあえてMy favorite thingsと、英語で歌っているところがありますね。
こうやって聴いてみると、どっちも良いところがありますね!
前まで、原語で歌わないと意味が無いと、思うこともありましたが、
最近は訳詞された歌詞のフレーズというものを考えるようになりました。
特に、日本語訳で歌う場合だと長いフレーズで歌うようになりました。英語の歌詞のフレーズ感を使って、日本語で歌うのも楽しいです(説明が難しいですが)
違うフレーズで歌っても、なかなかいろんな発見が出来て面白いですね☺✨
日本語版
https://youtu.be/cjkHrUi90gM
日本語の歌詞を作るのがなぜ難しいのか、という観点でnoteを書いている方が居たので、ご興味あれば、読んで見てください!
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