保育士試験のピアノ実技をクリアするコツ

船橋市でピアノを教えるスカイワードミュージックスクールの石川朋子です。

先日、保育士試験を目指す方からのピアノ指導のご依頼を頂きました。

保育士試験対策のピアノ指導はこれまでにも経験があり、クリアするためのポイントも明確に分かっているので、自信を持ってお引き受けすることをお伝えしました。

せっかくの機会なので、保育士試験のピアノ実技をクリアするコツについて説明したいと思います。

目次

ポイント1:ピアノを弾く人は主役ではない

保育士試験のピアノは「童謡の弾き歌い」が課題となります。

この時に一番大切なのが、主役はピアノを弾く自分自身ではなく「子どもたちが主役」であるということ。そのため、自分自身の音に集中するのではなく、周りの音(子どもたちの歌声)を聴いて臨機応変に対応する力が求められます。

課題曲を楽譜通りに音を並べられるようになっておしまいという方も多いのですが、それだけでは「自分が主役」という段階を脱していません。

ポイント2:演奏の主役はメロディではない

伴奏の最大の使命は「上に乗る人がいかに気持ちよく演奏できるか」ということ。子どもたちの伴奏をする場合は「子どもたちがいかに歌いやすいか」が最大のポイントとなります。

課題曲はメロディも伴奏も一緒に演奏することになりますが、特に大切なのは「ベースラインが音楽をリードすること」になります。メロディはあくまでガイド。単なるオマケなのです。私の経験では、ここを勘違いしている人が大多数であるように感じます。

ポイント3:試験は人前で演奏する

忘れがちなのがこれ。自分一人で弾くのと人前で弾くのでは全然感覚が違うのです。こればかりは経験を積むしかありません。

当スクールには幼児音楽コースも併設されていますので、ある程度練習が進んだ段階で幼児音楽コースの子どもたちに協力してもらい、保育園での演奏に限りなく近い状態での演奏体験も行うことができます。

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