音楽は「継続」が大事

船橋でピアノを教える、スカイワードミュージックスクールの石川朋子です。

教室に長く通っている小学生のTちゃんから「中学受験の準備が本格化するのでピアノを続けられるか自信がない」とのご相談を頂きました。聞くと年明けから週4で塾に通うとのことで、練習時間も確保できるかどうか分からないとのこと。続けられるか不安に思うのも無理はありません。

 

私はこういった相談を頂いた場合には

「レッスン回数を減らしてでもピアノは続けた方が良い」

といつもお答えしています。

 

音楽は何より日頃の積み重ねが大切なもので、中断してしまうとこれまで積み上げたものが一気に崩れてしまうのです。練習を減らせば上達のスピードはもちろん遅くなってしまうのですが、これまで積み上げたものをキープするという意味で、たとえどんなに細くても構わないのでとにかく継続した方が良いと考えています。

 

そしてこれはあくまでも個人的な見解ですが、これまで私が見て見てきた範囲では、受験に限らず何か別なことに専念するためにピアノをお休みした人より、受験もピアノもと欲張って進めたケースの方が良い結果が出ていることが多いように思います。明確な理由は分かりませんが、一つに絞って頑張るとかえってメリハリがつかなくなってしまうこともあるのかも知れません。

 

また、ピアノは一人で音楽を完成させることができる楽器です。勉強の合間にちょっと触るだけでも疲れた心が癒されて、良い頭のリフレッシュになるんじゃないかと思います。東大生の多くがピアノを習っていた、なんて話も聞きますので、実際にピアノが学業に好影響を与える面もあるのかも知れませんね。

 

そんなお話をさせて頂いたところ、Tちゃんは年明けからも月1回のペースでレッスンを続けてくれることになりました。受験もうまくいくよう、引き続きサポートしていきたいと考えています。

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