スカイワードミュージックスクールでは、生徒の皆さんに対外的な演奏を奨励しているのと同時に、講師にも常に演奏の場に立つことを求めています。
当スクールの講師は全員が「演奏家」であり、講師自身が演奏者として様々な現場に立ち続けている中で得た知見を生徒に還元することが、活きた音楽を伝えることにつながるという信念を持っているからです。
今回は、吉祥寺の老人ホームにお招きを頂き、ピアノコース講師の石川朋子が演奏させて頂きました。少々遠方の施設からの急なお招きではあったのですが、当初予定していた出演者が急にNGになりお困りということでのお問い合わせでもあったため、お引き受けをさせて頂くことになったものです。
今回は30分のミニコンサートのご依頼で、以下のプログラムを演奏しました。
- 往年のシネマメドレー
- 月の光/ドビュッシー
- シャコンヌ/ヘンデル
- ふるさと
- トルコ行進曲(アンコール)
老人ホームでの敬老会イベントということで、皆さんに感謝とお祝いの気持ちを込めて演奏しました。中にはノリのいい方々もいて、曲間での解説中に話しかけて来て下さったり、一緒に口ずさんで下さったりと、とても温かい雰囲気に演奏しているこちらも嬉しくなりました。
最後に皆さんとご一緒に「ふるさと」を合唱しプログラムを終了したのですが、「まだ聞きたい!」といったアンコールの声が止まらず、さらにモーツァルトの「トルコ行進曲」を演奏させて頂きました。当初30分の予定が結局40分くらいになってしまったのですが、皆さんから大きな拍手を頂き閉演となりました。
すると、利用者の方に「本当にありがとう!!必ずまた来てね!ほら、指切りしましょう!」
と言って頂き、お約束をしていたら涙を流して感謝して下さり、私も胸がいっぱいになりました。
閉演後、施設の担当者の方々とお話をしていたのですが、「今日のコンサートはとても盛り上がって、皆さん楽しんでいました!」とお言葉を頂きました。敬老会というおめでたい会の盛り上げに、少しでも力になれたのであれば幸いです。
言葉を越えた、心と心を繋ぐ音楽での社会貢献活動に興味がある方は、是非スカイワードミュージックスクールに一度遊びに来てください!
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