【ヴォーカルコース】歌でぶち当たった壁

皆さんこんにちは、ヴォーカルコース講師の山崎由璃(やまざき ゆり)です。
前回に引き続き楽典を……と思ったのですが、今回は声楽の事に関してです!
12月から、スクールでレッスンをしてきて、
生徒さんがあたっている問題が、自分もよくぶちあたっていたなぁと思い返し、何点かご紹介しまいと思います!
もちろん私の捉え方で、様々な問題の捉え方や、解決方法がありますので、考え方のひとつとしてお読みください☺

♬︎息の分量のコントロール

これは過去のブログでもお話しましたが、
歌ってやはり、息を吐く、というイメージが先行してしまうようで、どちらかと言うとキープする方に意識を持っていくと良いと思います。
どこかで吐きすぎると、結果変な音が入ってしまったり、
逆に高音が歌いにくいこともありました。

練習方法としては、前回もご紹介した、リップロール、そしてタンギングロール
更にVの子音のみでの練習、次にZの子音
この組み合わせで私は歌えないところを練習することが多いです。
息の分量と、音の分量、子音であれば子音の分量と音の分量が均等になる位が、
良い方向性なのかな?とよく感じています。

 

♬音のずり上がり、ずり下がり

これは、私が大学院にあがってはじめて言われたことでした!
それまでは全く気にしていなかったのですが、以外とスタートの音をずり上げたり、最後の音が下がっちゃったり……と起きることが多いです。
意識するのは、とにかく 子音から、歌い出しの音で歌うこと!
そして最後、息が持たなかそうな時は会場の響きにおまかせで手放しちゃいましょう。(意外と怖いですが)
ちなみに私は、緊張してカンニングブレスなんて山ほどあります🤣
いつも合わせてくれるピアニストには感謝です。

 

♬とにかく真っ平らを目指す!

これはクラシック声楽における、基軸といいますか
私もやっと少しづつ平に歌うことが、できるようになってきました。
音楽用語でいう“Legato”、滑らかに歌うことです。
このLegatoを目指すには、やはり息のコントロール。(あとは言葉や口の形が原因の場合もあるかと)
母音の響きを揃えたり、とにかく次の音への繋ぎ目を分からないぐらい滑らかに整地していきます。
そこから、ちょっと凸凹させてみたり、わざと切ったりという風に、とにかく最初は滑らかに。滑らかなプリンを崩す!でもイメージはなんでも良いです。
私は漆喰のイメージ……(やった事ないですが難しいらしいですね!)後からいろんなパターンをつける感じがピッタリだと思っています。

何事も壁はつきものですが、
はじめに書いた通り、全ての人に当てはまる訳では無いと思いますし、私なりの山の登り方の1コースです。他の色んな登り方も是非見つけてみてください🎶

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