スカイワードミュージックスクールはNPO法人 パフォーマンスバンクと支援関係にあって、今後もその関係性は密接になっていくと思う。
今回、浜田山の施設での演奏のサポートをさせて頂いた。ソプラノ歌手の高瀬 真由さんがメインのコンサートである。今回、コーディネートをしてくれたのが、パフォーマンスバンクの安藤さんだった。非常にきめの細かい気遣いが出来て目配りが良かった。聞いたところ、ホテルや会館で音響・照明の技術をやっていたらしい。
なるほど!道理でホテルのサービスのような当たりの柔らかさだと感心した。
話してみると国立音大卒で中学から国立でピアノを学んでいたとのこと。現在は怪我の為に、ピアノの現役からは離れているが、逆に離れて俯瞰した現在の方が現役の時より音楽の事がよくわかるようになったと話していた。
私が話をすると、大体は「何を言っているのかわからない」とか「嘘をついている」とか散々な言われような事が多いのだが、安藤さんは「現役の時にはわからなかったのですが、今はその話凄くよくわかります、今もう一度大学に行ったり海外で勉強したりしたいんですよね」と話していた。
非常に面白い話だと思った!!頭で知っているのと、腹落ちしているのは全く違うということだ。
やはり体験で得たものは力になる。おそらく安藤さんは現在の方が音楽の深度は深い地点まで到達している筈だ。
色々なアプローチで音楽を継続できる環境づくりが大事な事だと本当に思った。
コメント